小野マトペの業務日誌(アニメ制作してない篇)

はてなダイアリーの閉鎖をうけ、旧ブログ http://d.hatena.ne.jp/ono_matope/ から移行しました。続きは→ http://matope.hatenablog.com/

TBSが2006年世界バレーのMVPの件について放送してた。

一人で飯食いながら適当にチャンネルを廻していたら、TBSで『2006年のバレーボール世界選手権では日本人選手がMVPを獲得したが、6位国からの受賞に、疑惑の声も向けられた。CMのあと、竹下MVPの秘話を明かす!』と煽っていたので、なればこそと速攻で録画ボタンを押しました


http://www.tbs.co.jp/chax3/bknm.html
TBS小林アナウンサーが教えるちょっといい話 〜世界一小さなMVP

追記:YouTubeの方はTBSからの要請で消されちゃったので、何故か残ってるAmeba visionの方を貼っときますね。
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=133251

( ;∀;)イイハナシダナー

感動
感動ですよね
でも難しいですよねこれね
今のあの委員の言う気持ちも分かる
外国人だったらみんな竹下さん何にも言わんと、拍手しますやんか
ところがこの日本の風土の中に、「おかしいちゃんうかお前、TBSちゃうんかとかね、主催国やんけー」ていうね、
なんか、同じ日本人が賞をもらってるのに、素直に喜べないものが日本の中に根付いてしまっているんですよ


正直ねぇ
だって彼女は素晴らしい選手ですもんほんっとに。
逆に言うたら、彼女はMVP貰わなくっても
素晴らしいって目で見て感じてますからね
だからあの委員の方もこんな素晴らしい竹下選手が
この賞を貰う事によってマイナスになったらあかんなー
思ったのか思いますわー…
島田紳助 (青文字強調はテロップ部分)

MVP八百長疑惑が出るのは日本の風土のせいだそうです。それじゃ仕方ないよね。せめて公正明大で進歩的な報道機関として、その風土とやらと戦ってください。


ええまあ俺はそんなバレーボールていうかスポーツ全般興味ないんで、去年の大会とかも全然見てないんで、その竹下佳江選手の受賞が妥当かどうかの判断は出来ないんですが、前振りからしても各メディアからの批判・疑惑に応える意図で放送した内容であることは明らかであり、じゃあその上でこの内容で納得するかといえば、納得出切る訳ないんで、この疑惑についての個人的な判断を保留していた俺も、この番組を見て、ああ、欺瞞なんだなという心証を抱きました。
ていうかこんな程度のVTRで視聴者が納得すると思ってるところがある意味凄いなー。
とりあえず、映像では露骨に敵役にされて「意味分かんない」とまで野次られていた日本バレー協会の人には気骨があったということは分かりました。


ちなみに映像冒頭で出てくる"報道関係者の票"がどのように集計されたかは
http://blogs.yahoo.co.jp/ryutokyojapan/42382672.html
こちらに詳しいですね。スポーツカメラマンとして現場に入っていた方のブログなので、これは一次資料。


まあ、どうなんでしょうね。本当のところはわかんないけど、とりあえず、気色の悪い番組だとは思いました。

ちょっと当時の記事を廻ってみた関連

痛いニュース(ノ∀`) : 【TBS世界バレー】竹下佳江のMVP受賞・決勝は日本戦の前座…「いくら何でもやりすぎだ」 6位の日本からのMVP選出に、海外メディアからも批判の声 - ライブドアブログ
http://number.goo.ne.jp/others/20061221-media.html
http://blog.livedoor.jp/hira309/archives/50685993.html

それに、竹下選手がMVPを取ったのは…むしろ、FIVBの会長様の意向が…ということらしいという話も聞いたし、TBSばかりを責めるのはどうかと思います。

これはVTRと符合してますね。ちょっと反論としては弱いですけど。
その他関連事案。これってTBS?
痛いニュース(ノ∀`) : 【日台】「試合に負けてから台湾記者への態度が変わった。日本は品格でも負けた」〜バレーボール世界選手権 - ライブドアブログ
CM入り部分はここにありました。
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=133251


追記:書いてから気づいた。こういう話ははてな匿名ダイアリーに書けばいいのか。