小野マトペの業務日誌(アニメ制作してない篇)

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AdobeとAppleがiPhone版Flashで協働している

という記事をDiggホッテントリで見かけたから英語の勉強がてら訳してみた。
訳している途中でEngadget Japaneseとかが報じてたけど原文訳と言うことで。

AdobeAppleFlash for iPhoneで協働している


今までiPhoneFlashはほぼ単独で作られていると思われていたが、Adobe世界経済フォーラムで、アニメーションプラグインの作業をただ単に続けているだけでなく、Appleと協働して実現にむかっていると言及した。


スイス、ダボスでのブルームバーグとのインタビューにおいて、AdobeチーフのShantanu Narayen氏はその開発を、App Storeの承認に依存した一方的な努力という今まで通りのイメージというより、複雑で双方向的なプロセスとして表現した。


"これは難しい技術的なチャレンジで、AppleAdobeがコラボレーションしている理由の一つです。" と彼は述べる。"決定権は我々にあります。提供のための負担も同様です"


CEOはこの会社の長い移植のプロセスの困難さを強調したが、アドビが乗り越えなくてはならないハードルに言及することはなかった。Narayenは遡って昨年の6月、"進歩に喜んでいる"と発言したーiPhone SDKがタッチスクリーン端末でサードパーティーアプリを選択肢に加えたちょうど3ヶ月後の事だ。


Apple共同設立者 Steve Jobsは1年近く前に真の障害はFlashの性質そのものだと語った。デスクトップFlashiPhoneのような省プロセッサ、省メモリのスマートフォンに載せるにはリソースを食いすぎだが、Flash Liteは機能が制限されすぎで、ユーザーが期待する多くのことーWebのビデオ視聴や複雑なアニメーションーができないと警告した。


殆どのFlash Lite実装は実際、完全にWebブラウザの外部で動作し、しばしば機能と性能を制限した旧バージョンのFlashを元にしたアプリに依存している。ジョブズは、それ以上の"中心にある製品"を議論している。


どちらにせよ、アプリに関する共同作業は深い謎だが、FlashAppleの推奨する形ーサードパーティiPhone appはiPhone SDKガイドラインに準拠したプラグインになることは許されていないーで現れる必要はあるだろう。


そうこうしているうちに、携帯電話メーカーはHTML5リプレイスを公式に提唱、MozillaOperaなどブラウザ開発者と協働し、Flashと同等の機能をもち、よりユニバーサルで低リソースな標準を手に入れようとしている。

Adobe, Apple working together on Flash for iPhone

FlashiPhoneネイティブアプリとHTML5の二正面作戦を演じなきゃいけないんですね。でも、それはAppleも同じか。"オープンさ"て意味では、HTML5が唯一正しい答えになりそうだけど。