小野マトペの業務日誌(アニメ制作してない篇)

はてなダイアリーの閉鎖をうけ、旧ブログ http://d.hatena.ne.jp/ono_matope/ から移行しました。続きは→ http://matope.hatenablog.com/

レビュ

http://d.hatena.ne.jp/ono_matope/20060326#c1143427373
書かないつもりでいたのだけど、一度聞かれると言いたい事も出てくるので、あまり消化していないものの返答に代えて簡単にレビュ。

宗像教授異考録 第1集 (ビッグコミックススペシャル)

宗像某は『リアクションの薄いMMR』的な、或いは『ムー』的なモノを期待してたんだけど、期待はずれだった。土偶は古代のイタコを模している、とか、聖徳太子キリスト教徒だった、とか、ネタが微妙に既知だったり地味な事もあるんだけど、なんだろう。料理の仕方が好きじゃない。
ていうか、つまらん。こいつの話はつまらん。俺にしては珍しく、読んでる最中に『BOOKOFFで本売るのって身分証とかいるんだっけ?』とか考えてしまった漫画。

不思議な少年

不思議な少年(1) (モーニング KC)不思議な少年(2) (モーニング KC)不思議な少年(3) (モーニング KC)不思議な少年(4) (モーニング KC)
これのレビューを書こうとして、しかしその魅力を全く伝えられそうになかったので書くのを止めたんです昨日は。面白いかといわれればとても面白いですよ。続刊が出て無条件に購入する漫画ってコレと『もっけ』くらいです俺は(『ギャグマンガ日和』はそのポジションから脱落して、SBRが食い込んできそうな昨今。ああ、作者買いで『ぼくらの』も買ってるか)。内容は

あらゆる時代とあらゆる場所を「彼」は訪れる。人間て不思議だ―――。
終戦直後の日本に生きる家族を縛る「血」と「土地」。19世紀末のロンドンを懸命に生きる身寄りのない少女。生きる目的を知らぬまま戦国乱世を駆け抜けた1人の青年。それはいつの時代も変わらない人間らしい生き方。そこに1人の少年がいた。永遠の生を持って「人間」を見つめる不思議な少年が。
天才柳沢教授の生活』の山下和美が人間の光と闇をきらびやかに描く新シリーズ、堂々のスタート!

と、背表紙の文句を引いてくるのが一番手っ取り早いんだけども、剥き出しの欲望も気高さも、全て魅力的に人間が描かれている、非常に骨太な作品ですよ。是非。(←伝えられてない)

もっけ

もっけ(勿怪) 1 アフタヌーンKCもっけ(2) (アフタヌーンKC)もっけ(3) (アフタヌーンKC)もっけ(4) (アフタヌーンKC)もっけ(5) (アフタヌーンKC)
[いつか][続きを書く]