小野マトペの業務日誌(アニメ制作してない篇)

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今夜のBSアニメ夜話を

徹夜明けの眠気を堪えて観たんだけど、面白い話は殆どなかったと。一般人代表の芸人(よゐこのどっちか)が最初から浮いてたのは御愛嬌としても、最後岡田斗司夫のまとめをぶっ壊したのはどうだろうよ。
今日のポイント

  • 主人公のキャラを濃くしちゃうと、状況を解決する方向に行ってしまう。キャラを薄くしないと、状況に流される、世界の被害者になり得ない。(岡田斗司夫)
  • セカイ系って言われている昨今の作劇は、悪役を登場させたくないという心理の働き。今の若者は敵に設定する対象がない。(斉藤環)

かまたゆたかさんの口から、新海誠はあんまりアニメ観なくて、『ほしのこえ』の制作初期バージョンの段階ではエヴァを観ていない、と言うのだから本当に観てはいないんだろうな。
しかし、『彼女と彼女の猫』も『ほしのこえ』も演出メソッドが庵野監督を思わせる件は未だに釈然としなくて。どこかに特定の又は普遍的なイメージソースがあるんだろうか。実写映画とか。