日に日にスター・ウォーズとプログラムブログになっていく気が…
今日は今日とてゼミ室でスター・ウォーズオタ会話。まとめ。
- スター・ウォーズの大きな醍醐味は、なんと言っても壮大な艦隊戦闘のスペクタクルであるわけだけど、よく考えたら『スター・ウォーズ』で艦隊戦って、『ジェダイの復讐』のエンドアの戦いしかなくない?という指摘。EP4とEP5では、もうせっかくのスター・デストロイヤーも何のためにいるんだって感じで全然戦わない。『帝国の逆襲』なんて、そもそもお話自体が単なる道中記だしな。で、伏線張り終わってやっと『ジェダイの復讐』で壮絶美麗な戦火を上げると。この点を踏まえても、やはり新三部作において全ての作品が出揃わない段階で旧三部作と比べて低い評価を下すのはアンフェアだよね。そして嫌が応にも『シスの復讐』への期待が高まるというものですね。
- 旧三部作は、『帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』は割と気軽に視聴できるけど、『新たなる希望』を観るのはぶっちゃけ結構キツいと思ってるのは俺だけじゃなかった。というカミングアウト。しかし俺が見るにそれはおそらく、ルーカスの監督手腕に起因する事ではない。
『スター・ウォーズ』は、『スター・ウォーズ』以前の映画であり、『帝国の逆襲』『ジェダイの復習』は『スター・ウォーズ』以後の映画である。
と俺は先日『スター・ウォーズ』を見返してそう思った。『スター・ウォーズ』は、スター・ウォーズである前に、『十戒』や『ベン・ハー』とならぶ一つの確固たる『映画』であったと。20世紀名作映画LPBOXに収録されそうな貫禄だと。だからあの、ついつい避けて通りたくなる非娯楽的雰囲気っていうのは、そういう所に起因しているのだと思うし、同時にそれはどっしりと、同シリーズを古典的名作たらしめている要でもあるのだなと感慨。
その上でやはり、以降のシリーズのスケールアップの仕方と言うのはまた驚きだよな。これは単純に予算が増えただけで実現できるものには思えない。だって本当にEP4と5,6じゃまるっきり世界が違うじゃないですか。それもやっぱり、一作目あらゆる意味で始点であり、『映画』であったのが、その一作目自体の質量によって、以降の作品を『映画』というよりも『スター・ウォーズ』にさせたと捉える事にしよう。(考証はしません。酔ってるので。)