小野マトペの業務日誌(アニメ制作してない篇)

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ETV特集

『あいのて』

今朝、『ワニバレエ』に出会う。やばすぎる。この破壊力はアイーダアイダの比じゃない。寝ぼけた頭にこんなシュールなコンテンポラリバレエを見せられたら、それは涎をたらして釘付けにされてしまう。これは是非皆に観てもらわないといけないので、次回の放送日にバッチリDVDに録画してYouTubeのアカウント取ってアップしよう(犯行予告)。

さわやか3組

ワニバレエ』の余韻に任せてその後の『さわやか3組』も観る。久々。主題歌変わってないね。だが『主題歌:フォルダー』表記に吹いた。フォルダー!!Folder5ですらねえ!男の子がいる!しかし今日のタイトルが「朝、起きられない!」で一気に気分はブルー。

「朝、起きられない!」 【ねらい】節度のある生活をする。 クラス一の朝寝坊・庄助。朝のサッカーに遅刻して怒られ、早起きを決心するがどうしてもできない。眠気と戦う庄助の四日間。

切実過ぎて……。でも、今期のさわやか3組は結構出色ですよ。俺らがガキの頃って、あのドラマは子役の演技がわざとらし過ぎて観るのきつかったじゃないですか。でも、今期のは演出のレベルで演劇的というか演出過剰というか、テンポがいいっていうのを通り越して過剰にマンガチックにカリカチュアされてるので、演技が下手でも持つように作られてるんですよ。いやむしろ下手な方がいいっていうほどの。
オチも冴えてます。今日の話のオチは、庄助君がついに朝のサッカーに間に合って、大活躍で一躍ヒーローになる…という夢を見ていた。というもの。夢オチかよ。
そのシークエンスも、教育ドラマらしい、"庄助君がガバッと起きて、『ハッ!夢か。トホホ〜』"…みたいなかわいらしいものじゃなくて、"気持ちよさそうに寝ている庄助君をFIX画で捉えて、ブツ切りに暗転→『著作/製作・NHK』"…という、そうとうビターな演出。言外に『所詮(朝が)駄目なヤツは駄目』という冷徹な宣言が含まれていて大ダメージでした。
ところで上の放送予定表によると前回放送分の『お茶の畑でつかまえて』の内容が激しく気になりますね。キャッチャー・イン・ザ・ティーNHK教育は本当誰に向けてメッセージを発信しているのか疑わしいですね。まあ、そこにシビれるアコガれるわけですが。
追記:あらすじ載ってた。

 庄助は、朝なかなか起きられない。いつもは母親に起こしてもらってなんとか起きて学校に行くのだが、母親が仕事の都合で早くに出かけてしまったせいで学校に遅刻してしまう。学校では、朝サッカーをするのがはやっていた。自分もサッカーがしたい庄助は、瞠に朝起こしに来てくれるように頼む。しかし、瞠が迎えに行っても庄助はなかなか起きず、瞠までもが遅刻してしまう。庄助はみんなから見放される。さすがに反省した庄助は、目覚し時計を買い、万全の準備で朝に臨む。だれよりも早く学校に登校した庄助…。だがそれは、庄助の夢だった。寝ている庄助の部屋で、空しく目覚し時計が鳴り響く。
http://www.nhk.or.jp/3kumi/shido/05.html

救いねええ!!