ネット商売素人考
ネット商売って、iTunes Music Store然り着メロ着うたはじめ携帯系ビジネス然り楽天然りAmazon然り、要はより大量の商品に対して、一元化された支払い方法というインターフェイスを提供したもん勝ちという、スケールメリットが支配する情け無用の残虐ワールドだということに今更気付いた。っていうかそれをゲートウェイビジネスって言う訳だけどさ。
やっぱりアチコチのネットショップに登録したりするのは億劫だし、立地問題が無効化される以上、一強独裁状態ならざるを得ないので、品揃えで劣る小型店舗が単独で生き残るのはリアル以上に難題だよなあ。となると音楽(携帯以外)で一強、音楽(携帯)で一強、書籍で一強と、一ジャンルに王様が一人って計算になるけど、その王様をまとめてキングオブキングスになったのが楽天なのか。やっぱ三木谷アタマいいなあ。勝ち目ないなあ。
ああ、だからここ数年ネットマネーだ電子マネーだと各社競って開発してたのは、決済をもっと上流で抑えて楽天的支配を無効化してP2P的世界観を実現しようという狙いで、それは同時にネット経済の活性化にもつながる訳か。電子マネーナメてたぜ。っていうか俺はAmazonすら決済が面倒で使わない人間なんで、実感としてよく分からないと云うのが正直なトコロですが。(ェ
…というようなことを、敢えてiTMSから外したITMedia:米NBC、CBSは99セントで番組をオンデマンド販売報道を見て思った。
追記:…という話は、何もネットだけの話ではなく、プラットホームビジネスの基本だということに(やはり今更)気付く。(ゲーム機とか小売とか諸々)あ〜、コンテンツホルダーって儲かるんだなあ。いいなあ。