関係ない話・スパコンの話

年に2度発表されるスパコントップ500ランキングで、NECの地球シミュレータ(35.86TFLOPS)が2002年の発表以来、ダブルスコアで首位を守り続けて来た。
が、一ヶ月前遂に(というかやっと)IBMがBlue Gene/Lで(36.01TFLOPS)地球シミュレータに遂に地球シミュレータの牙城を崩す。
(http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20074849,00.htm)
しかも早くも今日、SGIがLinuxスパコンColumbia(42.7TFLOPS)でそのIBM越えを発表。
(http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20075394,00.htm)
巻き返しは無いのかと気を揉んでいたところ、NECがピーク性能65TFLOPSのSX8を発表。
(http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20075270,00.htm)
これで2週間後のランキング発表までに満足な実行性能を出せれば、またもアメリカ勢に圧倒的な差をつける事になる。しかし各社システムもプロトタイプ段階なので、まだまだどんでん返しがありそう。目が離せない今回のトップ500。
因みに前々回に初登場3位だったPMG5で構築したBigMac(10TFLOPS)がXServeG5で再構築して12.5TFLOPSになって挑む今回の順位も注目。