結局

昨日は寝つかれず徹夜してしまった。まあ午後三時に起きて普通に寝れる訳もなく。
仕方ないので朝までイノセンスの気になるカットをコマ送りで観まくる。
このDVD、押井守×西久保利彦の対談が本編のオーディオコメンタリで入ってるんだけど、コレがまた面白い。全編「ここ直せって言ったのに、結局黄瀬(黄瀬和哉)直さなかったんだよな〜」みたいな会話で、シーン毎の担当作画が判るのもスゲー嬉しい。
ラストのバトーが女の子を機械から引きずり出すところの芝居は沖浦啓之だとのこと。押井守に「凄い」って言われて見ると確かに凄いと気付く。ケーブルを千切る動作の、力を抜いてからの動きとか、ブラブラしてる腕とか。ああいうのが沖浦節なのか。
もう一つ、バトーがプラントに潜入してから素子が降臨するまでの作画が凄いグネグネしてて足とか平気でヘンな方向に曲がっちゃってて小気味いい。一瞬中澤一登かと思ったけど名前出てないので某掲示板で聞いたところ、大平晋也という人らしい。フリクリの2話で、縁側で突然絵柄変わって1コマ打ちでグネグネ動く所の人だと。ナルホド。合点がいったぜ。