小野マトペの業務日誌(アニメ制作してない篇)

はてなダイアリーの閉鎖をうけ、旧ブログ http://d.hatena.ne.jp/ono_matope/ から移行しました。続きは→ http://matope.hatenablog.com/

宮崎駿の次回作は『現代のお父さん』がテーマ

だって。
…という情報が実は以前マジギレインタビューとしてネタにしたサイゾーのインタビューに載っていたんですが、前回のエントリーでは紙幅の(?)関係からスルーしてました。ところが先日長谷邦夫さんのブログで

★↓「スタジオジブリ日記」2006年
●10月2日(月)
いよいよ次回作○○○の制作が本格的に始動!午前中は、制作スタッフ全員が第2スタジオ地下の試写室に集められ、宮崎監督自らが、テストカットの映像を見せつつ今回の作品内容や制作方針について説明する。監督の新たな挑戦となる次回作○○○に期待と不安が膨らむ思い。
〜とあった。もう製作進行しているんですね。
何を作っているんでしょう?

http://d.hatena.ne.jp/nagatani/20070209

とあり、ふと思い出したので、お蔵出ししてみますね。以下、例の『『ゲド戦記』バッシングにジブリ鈴木Pがブチギレ!』インタビューの最後から引用。ちなみに上の日記と雑誌の発売はほぼ同時期です。

―では、最後に、ジブリの次回作について聞かせてください。
鈴木 公開は早くて再来年かな。内緒だけど、ここまでは言える。次の作品はね、実はこの、なよ【註:同席していた、ジブリのK氏。実は「サイゾー」編集部員】がきっかけ。
宮さんは、スタッフのある女の子をすごく気に入ってたんだけど、こいつが入社早々、結婚した挙句子どもまで作っちゃった(笑)。そこで、宮さんは「現代のお父さんはどうあるべきか」と考えて、映画の企画になっていったんです(笑)。これ、特ダネだよ!
(強調部俺。)

なよちん氏といえば、ゲド戦記監督ブログの代打を務めたこともある宣伝部の方で、ブログ読者としては馴染みが深い名前なんですが…えー…、宮崎駿が「現代の父のあり方」を撮る動機が横恋慕…?そんなバカな*1


息子の『ゲド戦記』にショック受けたからに決まってんじゃん!


でも、これが本当なら最高に面白いですね。宮崎駿の息子が「現代の息子」として父を殺し、宮崎吾朗の父が「現代の父」として刀を返す、という。


うーん、なんかG戦場ヘヴンズドアの長谷川親子みたいな二人だ。

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*1:いや、ありうるけど

ジブリ美術館が『老人と海』の監督のアニメ『春のめざめ』を配給!

上のエントリーを書くために久々にジブリのサイトに行ってみたら、こんな作品が載ってた。
映画『春のめざめ』公式サイト
あー?なんかスキャナーダークリーみたいだなあ、油絵アニメなら『老人と海』のほうがイケてたぜ、このフォロワーめ!と思ってたら同じ人でした。ごめんなさい殺してくださいアレクサンドル・ペトロフ監督。
うおお、観る観る!超観る!
俺にとって『老人と海』は『王と鳥』と同じく、『受験生時代に偶然深夜のテレビで観て圧倒された作品』として思い出深い作品です。老人とカジキマグロとの一騎打ちは本当に凄い迫力でしたよ。全部は観てないけど。

追記:YouTubeにあった。



とりあえず貼ったものの、YouTubeなんかの画質で観ていいものか迷い中。DVD買おうかなぁ。

老人と海/ヘミングウェイ・ポートレイト [DVD]

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